「今日、誰のために生きる?」本の内容から一部抜粋
ブンジュ村の村長さんの言葉
人間は自然の一部なんかじゃない、自然そのもの
日常の一瞬一瞬に、一番喜びを感じていたのが日本人
日本人は、普段当たり前にやっている所作の一つひとつ愛していた
手で水をすくう手の形すら愛していた
朝起きて、家から1歩目を踏み出した時、
左足のつま先が地面を踏みしめる時の感覚、
これがもう喜びに感じる
息を吐いている時、息を吸っている時の自分、
この上もなく愛していた
どんな時も、まず息を整える、
そのことで心のゆとりが生まる
心にゆとりを持ち、一つひとつの所作や
吐く息、吸う息まだ意識を向けて味わう
小さな日常から大きな幸せと豊かさを
受け取って生きているのが
ブンジュ村の人たちであり、かっての日本人だった
今、必要なのは
心にゆとりを持ち、身近な大自然、体の感性(5感)
を取り戻して、磨いていくことが必要........